求人広告会社からの悪質な請求を排斥した事例

事案概要

依頼会社は，無料の求人広告の営業があり，契約をした。無料期間が終了する前に有料で継続するか終了するかを尋ねる連絡をすると相手方から言われていたところ，期間終了のぎりぎりになって文書送付があり，所定様式でのFAX返信しか受け付けないという内容であった。社内の回付中に期間が経過してしまい，有料期間としての掲載料を請求された。そこで，当事務所に対応を一任した。

解決結果

事業者間の取引の場合，悪質な業者であっても，原則として消費者契約法の適用が無いなど，契約の無効や取消の主張をする要件が厳しいが，当事務所から実質的な悪質性などを含め法律上の主張を構成し反論を行った。結果的に，請求は止まり，支払を免れることができた。