顧客からの苦情について会社に代わって対応し，円満に解決した事例

事案概要

会社が顧客の住居に設置していた設備が故障し，これによって顧客が健康を害したとして，顧客から損害賠償の請求を受けた。当初，会社は責任を認めずに賠償を拒否していたが，居住者が納得せずに激昂し，損害賠償請求がエスカレートしてきたため，担当者が対応に苦慮し，当事務所に解決を依頼した。

解決結果

受任後，まずは弁護士から相手方に対して速やかに連絡し，時間をかけて相手方の言い分を聴き取った。そのようなやり取りを経て，相手方の被害感情も相当程度落ち着いたが，他方で会社にも一定の落ち度があった状況が明らかになったことから，最終的には相手方の請求額の半額程度の金額で示談を成立させ，円満に解決することができた。