- 企業法務一般、顧問契約
書類の申請代行と行政書士法違反
Q
当社には,ある官庁に定期的に許認可の申請を行う部署があります。
人出が足りないことや業務の効率化を考えて,退職した元従業員や事情に精通している外部のコンサルタントに一部の申請業務を委託したいと思っています。
そこで,業務委託契約の内容についてご相談したいと思います。
A
行政機関に対する許認可の申請を代行することは行政書士の独占業務となっており,単純に無資格の第三者に業務委託することは行政書士法違反に該当する可能性が高く注意が必要です。
社内の従業員が会社の業務として申請業務を行うことは会社が当事者として行うことと評価できるため適法とされています。社外の第三者に依頼する場合は,有資格者に依頼することが法律上最も安全な方法といえます。
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