- 独占禁止法
販売店に対する固定小売価格の指示と独占禁止法上の問題
Q
当社が卸した商品の販売店に対して,小売価格を固定のうえ販売を認めることは,独占禁止法上問題になりますか。
A
小売価格を固定することは,再販売価格の拘束として不公正な取引方法の一つとなり,原則として独占禁止法に違反することになります。
正当な理由がある場合は,例外的に違法とならないとされていますが,「小売価格を維持したい」というのは当然ながら正当な理由とはならず,正当な理由が認められる場面は非常に狭いと理解したほうがよいです。
【Web相談即時予約】について
当事務所があらかじめ設定したご予約カレンダーの日時と、ご相談者様(企業のお客様に限ります)のご都合が合う場合には、お申し込みと同時に当該日時での Web 相談予約を完了していただけます。
紛争やトラブルのご相談だけでなく、法務に関する一般的なご質問への対応も可能ですので、ぜひお気軽にご予約ください。
※ご予約カレンダーに表示されない日時にWeb相談をご希望の場合は、
お問合せフォームからお申し込みください。